Sustainable Cloud -サステナブルクラウド

2021.5.30大阪日日新聞にて弊社社長の一柳を取り上げて頂きました。

記事の内容を下記いたします。※誤字や修正が必要な個所がありましたので、原文から一部校正しております。

SDGsを「実業」に 学生社長業まい進

2021年5月30日

 大阪府立大3年の一柳翠さん(20)=松原市=は社長だ。手掛けるのは、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)推進のための企業連携や商品開発。「(SDGsは)今、世界に必要なことが分かりやすくまとめられている。でも、気持ちだけではどうにもならない。企業にとってメリットがある提案をしていければ、もっと前に進んでいける」。ただ、社長任期は1年。それが「サスティナブル(持続可能な)」社会への“第一歩”だと考えている。

「失敗ばかりだけど、成長している感じがして楽しい」と、社長業に意欲を燃やす一柳さん=大阪市西区

 一柳さんの会社は、大阪市西区にある「ネクストエージ」。SDGsに関連した事業を行うNPO法人「みらくる」の吉村大作理事長(41)が、今年3月に創業した。「今までやってきたことを次世代につなぐ箱がほしい」と、社長には大学生を指名。任期が1年なのは、「就職先にも良い風を吹かしてほしい」との思いからだ。

■幅広く影響

 一柳さんは、飲食店アルバイトで大量廃棄される食品を目の当たりにし、SDGsに興味を持った。学生団体に参加し、フードロスのイベントを開催してきたが、限界も感じていたという。

 「イベントに協力してくれる企業や社会人はいるが、興味がある人にしか届かない。持続可能かと言われると、メンバーのモチベーション次第。ビジネスとしてやれば、幅広い人に影響を与えることができると思った」と一柳さん。

 掲げるのは「SDGsとコストダウンの両立」。これまで、介護事業所のユニホームに過剰在庫で廃棄されるTシャツや、印刷会社にボトルレスのウオーターサーバーを導入するなど、企業にSDGsのコンサルティングを実施した。

 今後は、ビジネスマッチングサイト「サステナブルクラウド」を立ち上げ、SDGsに取り組みたい企業とSDGsのアイデアを持つ企業をつなげる。また、家屋解体で出た廃材を加工した机や、シミが付いた服のリメークなどの商品を17項目に由来する自社ブランド「ENA(イーナ)」として売り出す。

■来年春まで

 現在、一柳さんは週3日出社。大学の授業も新型コロナ禍でオンラインが主体で、「社長のほうが楽しい」と笑う。メディア対応や企業との交渉、企画書作りに奮闘する。

 社長任期は来年春まで。その後は就職活動に専念する。SDGsについて「(これが達成された)世界を見てみたい」という一柳さん。「ここで経験を積めたら、どこの会社に行ってもそれができる。社長を“卒業”することで、SDGsが加速させていく」と前を向く。